整骨院を経営していると、院長として「経営」「スタッフ教育」「技術習得」「哲学」のすべてに関わらざるを得ません。
しかし多くの院長が、
- 経営に偏って現場の喜びを見失う
- スタッフ教育に悩み、不満や離職に頭を抱える
- 技術習得に行き詰まり、成長の限界を感じる
- 数字は伸びても虚しさを抱えてしまう
という壁にぶつかっています。
この記事は、それぞれの課題を解決する関連記事をまとめた記事です。1本読むだけで「整骨院経営の全体像」を整理できるよう構成しました。
あなたの課題に合わせて読み進めてみてください。
整骨院経営|数字よりも治療家の軸を大切にする

多くの院長が、コンサルタントや周囲から「経営者にならないとダメ」と言われた経験を持っています。
確かに経営を学ぶことは大切ですが、それが「治療家の喜び」を置き去りにした瞬間、虚しさが広がります。
- 数字や店舗拡大に偏ると、患者・スタッフとの関係が希薄になる
- 経営にシフトしても、心の中では満たされない感覚が強まる
- 本来の原点は「治療家としての喜び」にある
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経営を学ぶ前に「何を軸に置くか」を確認したい院長は、ぜひご一読ください。
スタッフ教育|数字管理よりも院長の在り方がチームを変える

スタッフ教育で悩む院長は非常に多いです。
「給与が低いからやる気が出ない」「すぐ辞めてしまう」そんな不満が絶えないのは、教育の本質がズレているからです。
よくある失敗
- 売上や数字でスタッフを管理する
- ルールやマニュアルで縛りつける
- 経営者目線で「効率」ばかりを追う
教育成功の鍵
- スタッフは「院長の背中」を見て育つ
- 臨床を楽しむ姿勢が最大の教育になる
- 院長の在り方=理念を共有することでチームがまとまる
おすすめ記事
➡ 整骨院スタッフ教育の本質|数字管理より院長の臨床姿勢がチームを変える
「スタッフが育たない」「教育に疲れた」と感じている院長は必見です。
技術習得|整体技術の上達に必要なのは再現性

経営を学んでも、スタッフを育てても、院長自身が「技術の伸び悩み」を感じていると、どこか心が満たされません。
多くの治療家が直面するのは「学んでも再現できない」という壁です。
伸び悩みの原因
- 経営や管理に時間を取られ、臨床に集中できない
- 新しい技術を学んでも再現性が低い
- 成功と失敗の差が大きく、自信を持てない
再現性ある学びの仕組み
- FJA:構造的な原因を見抜き、施術の精度を高める
- 姿勢循環整体:ルーティン化された施術で日々成長できる
- 臨床そのものを「学びの場」に変える
おすすめ記事
➡ 整体技術の上達に限界を感じた院長へ|再現性ある学びで臨床力を強化する方法
「自分の技術に限界を感じている」「施術が楽しめなくなっている」という方はここから学び直すのが効果的です。
哲学|治療家の原点を忘れないことが経営を導く

数字は伸びているのに、どこか満たされない。
その虚しさの正体は「治療家の原点を忘れてしまったこと」にあります。
原点を忘れたときに起こること
- 患者さんとの信頼関係が薄れる
- スタッフの不満や離職が増える
- 経営が安定しても心が疲弊する
哲学が経営を長続きさせる
- 経営は治療家の在り方の延長にある
- 「治療家であり続ける」ことがスタッフを動かす
- 喜びを軸に据えることで経営も自然に安定する
おすすめ記事
➡ 整骨院経営の哲学|治療家の原点を忘れたときに広がる虚しさとその解決法
「数字はあるのに楽しめない」「院長としての道に迷っている」という方は、哲学の記事から読み始めてください。
4つのテーマをつなげて読むことで得られる全体像

- 経営 → 治療家の喜びを支える仕組み
- スタッフ教育 → 在り方をチームに共有する方法
- 技術習得 → 再現性を高める学びの仕組み
- 哲学 → 治療家の原点を忘れないための考え方
これらをバランスよく組み合わせることで、
- 患者さんから選ばれ続ける
- スタッフが自発的に育つ
- 院長自身が臨床を楽しみ続けられる
- 経営が自然に安定する
という理想の循環が生まれます。
まとめ|整骨院経営は治療家の在り方がすべてを導く

整骨院経営を成功させるために必要なのは、テクニックでも経営ノウハウでもありません。
最も大切なのは、「治療家としての在り方」を軸に持ち続けることです。
関連記事から気になるテーマを選んで、学びを深めてください。
投稿者情報【平井 大樹】

株式会社美絆 代表取締役。みゅう整骨院 代表。整体教育機関ゴッドハンドへの道「平井塾」代表。柔道整復師・スポーツトレーナー。
「治療家を職業から誇りへ」を信念に、紹介だけで予約が埋まる「本物の治療家」を育てる平井塾を主宰。施術歴20年、延べ10万人以上を施術し、リピート率98.5%、新規予約は5年待ちという圧倒的な実績を持つ。
【平井塾が生まれた理由】
高校卒業後、スポーツトレーナーの世界で「本当に人の役に立ちたい」という強い想いを胸に治療家の道へ。雇われ院長時代には、1日来院数255名という日本一の実績を達成。しかし、数字を追い求める中で、本当にやりたかったこととのギャップに悩み、独立後は広告を一切使わない「紹介のみ」の治療院を確立しました。
その経験から、「技術だけでなく、患者さんの心に寄り添う在り方こそが、真のゴッドハンドへの道である」と確信。2020年から始めたセミナー事業も、広告を一切使わず、口コミだけで年間91回開催、延べ770名もの治療家が集まる場所となりました。
【平井大樹の圧倒的な実績】
私が提唱する「在り方で信頼され、結果で指名される」という哲学は、以下の圧倒的な実績によって証明できる確信しています。
- 長期継続患者数:私が施術している毎月211人の患者様のうち、5年以上継続が211名,そのうち10年以上が93名。これは、一般的な治療院が測る「初回リピート率」をはるかに超える、揺るぎない信頼の証です。当社独自の2年継続率では49.7%という圧倒的な実績を数字で証明しています。
- 独自のメソッド:FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)や姿勢循環整体など、単なる技術ではなく、痛みの根本原因を「動きの連鎖」から見抜く独自の臨床思考モデルを確立しています。
- 全国規模の実績:東京、大阪、横浜、宮崎など全国9社の整骨院グループで社員研修を担当。組織の課題に客観的に向き合い、治療家として誇りを持って働ける社員を育成しています。
- 安定した組織運営:私が経営する院のスタッフ定着率は平均7年以上。これは、理念と実践が一致したマネジメントの証明です。
「在り方で信頼され、結果で指名される」
平井塾は、技術と人間性の両輪を磨き、治療家として誇りを持って生きる仲間を増やすことを目標としています。このブログが、あなたの治療家人生を変える一歩となれば幸いです。