ファン構造が整骨院経営の未来を変える

売上の不安定さは「新規不足」が原因ではない
「今月の売上、大丈夫だろうか?」そんな不安を抱える整骨院院長は多いでしょう。しかし、その不安の根本原因は、新規が足りないことではなく、リピートされる仕組みがないことです。
整骨院経営を支えるのは信頼の再来構造
患者さんが何度も来院してくれる理由は、技術だけではありません。「この人に任せたい」と思える信頼があるかどうか。その信頼が積み上がる構造.それがファン構造です。
リピート・紹介が自然に生まれる「ファン」の概念とは
ファンとは単なる満足ではなく、「この院に通いたい」「この先生に任せたい」と自ら望む存在です。平井塾では、施術技術だけでなく、接遇や教育も含めてファンを育てる仕組みとして体系化しています。
STEP1:新人教育にファン化の視点を仕込む

患者は対応の質で通うかどうかを判断する
リピートの要因として意外と見落とされるのが、接遇や初回対応の印象。新人のうちから「この方をファンにするには?」という問いを持つだけで、対応の質が変わります。
接遇・LINE・問診すべてにファンづくりの種がある
「ただ返す」LINE対応から、「相手の気持ちを汲み取る」対応へ。「痛みを取る」問診から「未来を共有する」問診へ。すべてのコミュニケーションにファン化の視点が組み込めます。
教育は感覚ではなく「問い」と「習慣」で再現できる
教育は属人的ではなく、問いの型と習慣で再現性を持たせることが可能です。新人時代からそれを仕込むことで、全体の接遇力・再来率が飛躍的に伸びていきます。
▶ 関連記事:整骨院経営はファン化で安定する|新規集客に頼らない再来構造のつくり方
STEP2:理念を問いかけで現場に浸透させる

「想い」は語るだけでは伝わらない
多くの経営者は「想い」や「理念」を語ります。しかし、それが現場スタッフに伝わっていなければ、行動は変わりません。伝えるのではなく、染み込ませる必要があります。
スタッフの行動を変える「問いかけ設計」とは?
理念を現場に浸透させるためには、「この患者さんが戻ってきた理由は?」「どの対応が信頼につながった?」など、問いかけによって考えさせる仕掛けが有効です。
理念が自然と現場に染み込む仕組みのつくり方
理念を言語から行動へ変換し、それを朝礼や終礼、OJTなどの日常に組み込むことで、自然と現場に浸透するようになります。
▶ 関連記事:経営者の想いが届かない理由|ファン視点で変わる整骨院の現場づくり
STEP3:数字に頼らず「信頼」で経営を整える

整骨院経営に必要なのは「感覚×構造」の視点
数字に苦手意識を持つ院長も少なくありません。しかし、患者の変化や信頼関係に気づける感覚は大きな武器。その感覚を構造思考と掛け合わせることで、経営は安定します。
患者の「信頼貯金」が売上を安定させる
売上とは、患者の「信頼の総量」に他なりません。広告費ではなく、1人ひとりとの信頼の積み重ねが、結果として再来・紹介という形で返ってきます。
目に見えない資産(信頼)をどう可視化・再現するか
信頼構築は感覚だけではなく、教育・問い・観察によって再現可能です。平井塾ではこの信頼の仕組み化を軸にした教育を提供しています。
▶ 関連記事:数字が苦手な院長こそ成功する|信頼構築に基づく整骨院経営の哲学
導入院の成功事例から見る「ファン構造」の再現性

スタッフが患者から紹介されるようになるまで
新人スタッフが「あなたに担当してもらえてよかった」と言われる経験を積むことで、ファン化の実感と自信が育まれます。導入院では、こうした成果が続出しています。
朝礼の問いかけでチームの空気が変わる
「昨日、ファンを生んだ対応は?」といった問いかけが習慣化されることで、スタッフ間の学びと意識が高まります。これが理念の浸透を促進する仕組みになります。
感覚派院長が「仕組み経営」にシフトした事例
数字に苦手意識を持っていた院長が、信頼の仕組みを学んだことで、経営が安定し、スタッフとの関係性も深まりました。平井塾では、こうした変化を多くの院で実現しています。
平井塾が提唱するファン構造の教育哲学とは

FJA:構造エラーに向き合う観察力と対話の技術
ファシアティック・ジョイント・アプローチ(FJA)は、細部の構造エラーに着目し、力任せではなく対話と観で整える手技。信頼構築の基礎を学べます。
姿勢循環整体:信頼を育てるルーティンの力
姿勢循環整体は、全身を一体として捉え、施術を通して信頼を積み上げるルーティン型施術法です。感覚と構造をつなげるアプローチが特長です。
教育は誰でもできる信頼構築の再現へと向かう
平井塾の教育は、感覚やセンスに依存せず、「問いとルーティン」を通じて誰でも実践可能な信頼構築スキルを育てることを目指しています。
ファン構造が整えば、経営はもっと楽になる

- 売上不安の根本は「信頼の蓄積構造」の不在
- 新人教育・現場マネジメント・経営哲学の連動で再来率は自然に上がる
- 平井塾が提供するのは、誰でもできるファン経営の仕組み
人に頼らず、仕組みに頼る。その第一歩が「ファン構造」の理解と実践です。
あなたの院もファン構造で変わる|平井塾で学べること

▶︎ FJA:構造と信頼を整える基礎手技
▶︎ 姿勢循環整体:感覚×構造で信頼を蓄積する施術法
▶︎ 新人教育・理念浸透・チームづくりを学べる講座も開催中
関連記事はこちら
- STEP1:新人教育とファン視点 → 整骨院経営は“ファン化”で安定する
- STEP2:理念浸透と問いかけ設計 → 経営者の想いが届かない理由
- STEP3:感覚と構造思考 → 数字が苦手な院長こそ成功する
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投稿者情報【平井 大樹】

株式会社美絆 代表取締役。整体教育機関ゴッドハンドへの道「平井塾」代表。柔道整復師・スポーツトレーナー。
「治療家を職業から誇りへ」を信念に、紹介だけで予約が埋まる「本物の治療家」を育てる平井塾を主宰。施術歴20年、延べ10万人以上を施術し、リピート率98.5%、新規予約は5年待ちという圧倒的な実績を持つ。
【平井塾が生まれた理由】
高校卒業後、スポーツトレーナーの世界で「本当に人の役に立ちたい」という強い想いを胸に治療家の道へ。雇われ院長時代には、1日来院数255名という日本一の実績を達成。しかし、数字を追い求める中で、本当にやりたかったこととのギャップに悩み、独立後は広告を一切使わない「紹介のみ」の治療院を確立しました。
その経験から、「技術だけでなく、患者さんの心に寄り添う在り方こそが、真のゴッドハンドへの道である」と確信。2020年から始めたセミナー事業も、広告を一切使わず、口コミだけで年間91回開催、延べ770名もの治療家が集まる場所となりました。
【平井大樹の圧倒的な実績】
私が提唱する「在り方で信頼され、結果で指名される」という哲学は、以下の圧倒的な実績によって証明できる確信しています。
- 長期継続患者数:私が施術している毎月211人の患者様のうち、5年以上継続が211名,そのうち10年以上が93名。これは、一般的な治療院が測る「初回リピート率」をはるかに超える、揺るぎない信頼の証です。当社独自の2年継続率では49.7%という圧倒的な実績を数字で証明しています。
- 独自のメソッド:FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)や姿勢循環整体など、単なる技術ではなく、痛みの根本原因を「動きの連鎖」から見抜く独自の臨床思考モデルを確立しています。
- 全国規模の実績:東京、大阪、横浜、宮崎など全国9社の整骨院グループで社員研修を担当。組織の課題に客観的に向き合い、治療家として誇りを持って働ける社員を育成しています。
- 安定した組織運営:私が経営する院のスタッフ定着率は平均7年以上。これは、理念と実践が一致したマネジメントの証明です。
「在り方で信頼され、結果で指名される」
平井塾は、技術と人間性の両輪を磨き、治療家として誇りを持って生きる仲間を増やすことを目標としています。このブログが、あなたの治療家人生を変える一歩となれば幸いです。