「お腹の表面は温めれば温まるのに、下腹部だけがいつも冷たい…」
「カイロを貼っても奥の冷えが取れない」
「下腹が冷えると腰が痛くなる、便秘になる、生理も重い」
こんな悩みを抱えていませんか?
下腹部の冷えは、単なる温度が低いという問題ではなく、子宮・腸・筋膜(内臓筋膜)の深い部分に起こる冷え=深部冷えが関係しています。
この深部冷えは 手で触ってもわかりにくく、病院でも原因が見つかりにくい のが特徴。
「下腹部だけ氷のように冷たい」「中から冷える感じがする」
そんな感覚を訴える女性は非常に多く、平井塾の20年以上の臨床でも深部冷えは女性の不調の大きな共通点です。
目次
下腹部の深部冷えが引き起こす不調
- 腰痛(特に腰の奥の鈍痛)
- 生理痛・生理前の重だるさ
- 子宮・卵巣のむくみ
- 便秘やガスの張り
- 下腹ぽっこり
- 冷え性の悪化
- 気分の落ち込み・疲れやすさ
これらはすべて、下腹部の深部温が下がる → 内臓が重くなる → 筋膜が固くなる → 血流が落ちるという構造の乱れがつくる連鎖です。
平井塾では、ただ温める・揉むといった対症ケアではなく、
- 子宮や腸の動き
- 内臓を支える筋膜
- 骨盤の角度
- 呼吸の深さ(横隔膜の動き)
- 自律神経
- 深部の循環
これらを 一つのユニットとして読み解く「構造思考」 を大切にしています。
だからこそ、「何をしても温まらなかった下腹部の冷え」が改善していくケースがとても多いのです。
この記事では、
- 下腹部が冷える本当の理由
- 子宮・腸・筋膜がつくる深部冷えの構造
- 冷えが腰痛・生理痛・便秘に影響する仕組み
- 平井塾のFJA・姿勢循環整体による改善アプローチ
- 今日からできる深部冷え対策
- 医療が必要なケース
を、専門的だけどやさしく解説していきます。
「どうしてこんなにも下腹部だけ冷えるのか?」
その疑問はこの記事で必ず解消できます。
それではまず、下腹部の冷えが取れない本当の理由から順番に見ていきましょう。
下腹部の冷えが取れない本当の理由

「温めてもすぐ冷える」
「おへその下だけが氷のように冷たい」
「中から冷気が漂うような感じがする」
こうした下腹部だけ冷たいという訴えは、とても多いものです。
しかし、この冷えの正体は皮膚の温度が低いわけではなく、子宮・腸・筋膜といった深部が冷えていること。
これを平井塾では深部冷えと呼んでいます。
深部冷えは、以下の理由によって起こります。
そもそも「下腹部が冷える」とはどういう状態?
下腹部の冷えとは、お腹の奥にある 子宮・卵巣・腸・内臓筋膜の温度が低下し、その周囲の血流が落ちた状態を指します。
深部冷えの特徴
- 表面を触るとそこまで冷たくない
- しかし奥はひんやりしている感覚がある
- 温めても中が温まりにくい
- 生理前になると悪化する
その理由は、皮膚の温度よりも内部の血流こそが冷えの本質だからです。
表面の冷えと深部冷えはまったく別物
カイロや腹巻きを使っているのに冷えが取れない場合、問題は表面ではなく筋膜・内臓の深部にあります。
表面の冷え
→ 皮膚・筋肉の温度低下(温めれば比較的改善しやすい)
深部の冷え
→ 内臓・筋膜の血流低下(温めるだけでは改善しにくい)
深部冷えは次のような特徴があり、慢性化しやすいのが問題です。
- 子宮・腸が本来の動きを失う
- 冷え → むくみ → 筋膜の硬さ → 血流悪化 の悪循環
- 冷えが自律神経に影響し、腰痛・生理痛を悪化
- 生理周期で揺れが大きくなる
つまり、深部冷えは「構造の不調」であり、温度だけの問題ではありません。
女性が下腹部を冷やしやすい解剖学的な理由
女性は、男性よりも下腹部が冷えやすい構造を持っています。
女性が冷えやすい理由
- 子宮・卵巣が骨盤内にあり、血流が滞りやすい
- 骨盤の形状が広く冷えやすい
- 月経周期でホルモンが変動し、血流が大きく揺れる
- 下腹部に脂肪がつきやすく、深部まで温まりにくい
- 妊娠に備えた構造で溜め込みやすい身体
これに加え、ストレスや姿勢の崩れが重なると、冷えが深部へ移行してしまいます。
20年の臨床でわかった深部冷えに共通する特徴
平井塾が20年以上の臨床で観察した深部冷えの女性には、共通点があります。
深部冷えに多い身体のサイン
- 下腹部だけ温まりにくい
- 腰の奥の痛みが強い
- 生理痛が毎月重い
- 便秘やガスが溜まりやすい
- 股関節が硬い
- 姿勢が猫背気味
- 呼吸が浅い(横隔膜が固い)
- 夕方に冷えが強くなる
これらはすべて、子宮 × 腸 × 内臓筋膜 × 姿勢 × 自律神経のどこかに構造の乱れがあるサインです。
そして、深部冷えは放置すると腰痛・生理痛・排卵痛・不妊・自律神経の不調へと繋がりやすい特徴があります。
子宮と下腹部の深部冷えの関係

女性の下腹部が冷えるとき、その中心にあるのが 「子宮の血流低下」です。
下腹部の冷えが表面的なものではなく、奥の方まで冷えているような感覚を覚える人の多くは、子宮やその周囲の筋膜が固くなり、血流が落ちている状態です。
ここでは、子宮と冷えがどのように関係しているのかを分かりやすく整理していきます。
子宮のむくみ・血流低下が冷えをつくる
子宮はとても血流に敏感な臓器です。
生理周期によってサイズや重さが変わり、周囲の血管も影響を受けます。
子宮の血流が低下すると…
- 下腹部が中から冷える
- 腰の奥が重くなる
- 生理痛が悪化
- 下腹のハリ・重だるさ
なぜ血流が落ちる?
- ホルモン変動(特にプロゲステロン増加)
- 骨盤の歪み・後傾
- 冷えによる血管収縮
- ストレスで交感神経が優位
血流が落ちる → 子宮が冷える → さらに冷えが進むという悪循環が起きてしまうのです。
生理周期による子宮の変化と深部冷え
子宮はホルモンの影響を最も受けやすい臓器です。
排卵後〜生理前
- 子宮がむくみやすい
- 内膜が厚くなり重くなる
- 骨盤内の血流が滞りやすい
→ 深部冷えが最も起こりやすい時期
生理中
- 子宮収縮が頻繁に起こる
- 血流がさらに低下
- 下腹が冷えると痛みが強くなる
生理後
- 血流が戻りやすく比較的温まりやすい
生理周期のアップダウンは、下腹部の血流にもダイレクトに関わっています。
子宮広間膜・仙骨子宮靭帯の緊張で下腹部が冷える理由
子宮は骨盤に「吊り下げられる」ように存在し、子宮広間膜と仙骨子宮靭帯によって支えられています。
この膜が固くなると…
- 子宮が下がりやすくなる
- 骨盤内の血流が悪化
- 内臓が冷えていく
- 子宮→腰へのテンションで腰痛が悪化
特に冷えやストレスが増えると、この膜が固くなりやすく、下腹部が奥から冷える感覚につながります。
冷えが子宮痛・腰痛・腹痛につながるメカニズム
下腹部冷えは、さまざまな痛みの根本原因になります。
冷え → 子宮の血流低下
→ 生理痛・排卵痛・チクチクした痛み
冷え → 子宮を支える靭帯の緊張
→ 腰の奥の痛み、重だるさ
冷え → 子宮と腸の動き低下
→ 下腹の張り・ガス・腹痛
つまり、下腹部の深部冷えは痛みの発生源そのものなのです。
平井塾の臨床では、「下腹部を温めるだけで腰痛が軽くなる」というケースが本当に多くあります。
腸が冷えると下腹部が温まらない理由

「お腹が張ると腰まで痛くなる」
「便秘のときだけ下腹部がとくに冷える」
「ガスがたまるとお腹も腰も動けなくなる」
こうした症状がある人は、腸が深部冷えの中心になっている可能性が非常に高いです。
腸は下腹部の広い面積を占め、血流・温度・自律神経の影響を受けやすい臓器。
腸が冷え・停滞すると、深部冷えは絶対に取れません。
ここでは「なぜ腸が冷えると下腹部が温まらないのか」を構造的に解説します。
腸の動きが悪いと深部温度が下がる
腸は常に動いていることで血流が巡り、温度も保たれています。
しかし、生理前やストレスが強い時期には腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱くなりやすい特徴があります。
腸の動きが弱まると…
- 腸の血流が低下
- 内臓全体の温度が下がる
- ガスがたまり、張りが強くなる
- 下腹部が奥から冷える感覚が強くなる
腸が動かない=深部が冷えるというのは、臨床で何千回も見られる現象です。
便秘・ガスによる腸間膜の緊張と冷えの悪循環
腸は 腸間膜(ちょうかんまく) という膜で腰の前側に固定されています。
便秘やガスによって腸が膨らむと、この腸間膜が腰椎を前から引っ張り、腰痛だけでなく、下腹部の血流をさらに悪化させます。
悪循環の流れ
- 腸の動きが悪い
- ガスや便がたまる
- 膨張して腸間膜が緊張
- 腹圧が上がり、血流がさらに悪化
- 下腹部の深部温が下がる
- 冷え → 腰痛・腹痛・生理痛が悪化
まさに「動けない腸は冷える腸」。腸の動きは深部冷えに直結します。
腸の冷えが腰痛・下腹の張りを引き起こす
腸は腰に非常に近いため、腸が冷え・膨張すると腰に直接悪影響が出ます。
代表的な症状
- 腰の奥がズーンとする
- 下腹の張りで姿勢が崩れる
- 反り腰・猫背の悪化
- 便秘のときだけ腰痛が出る
- ガスでお腹が膨らむと腰が痛む
腸由来の腰痛は気付きにくいため、「腰を押しても原因が見つからない痛み」をつくりやすいのです。
腸の血流改善で下腹部が温まる仕組み
腸が温まると、下腹部全体の温度は自然に上昇します。
腸が温まると起こる良い変化
- 血流が改善し深部の冷えが取れやすくなる
- 下腹部の張りが軽くなる
- 便秘・ガスが解消
- 子宮・卵巣の動きが良くなる
- 生理痛・PMSが軽減する
- 腰の奥の痛みが和らぐ
腸は下腹部の温度を決める中心臓器と言えるほど重要です。
平井塾の臨床でも、腸をゆるめただけで下腹部の温度が一気に上がるケースは非常に多くあります。
筋膜が固まると下腹部が冷える理由

「ストレスが強いと下腹が冷える」
「姿勢が悪い日はお腹が冷えやすい」
「腰痛が出ると下腹部も冷たくなる」
こうした症状がある人は、筋膜(ファシア)の緊張が深部冷えをつくっている可能性が高いです。
筋膜は全身を包み、つないでいるボディスーツのような構造。
内臓も筋膜で包まれており、筋膜の状態によって血流・自律神経・姿勢が大きく左右されます。
深部冷えの女性の多くに、筋膜の固さ(とくに内臓筋膜のこわばり)が見られます。
筋膜とは何か?深部冷えとの関係
筋膜は、筋肉だけでなく内臓・血管・神経・骨・皮膚すべてを包む膜の総称です。
筋膜が硬くなると、その下にある血管・神経・臓器の動きが制限されます。
筋膜が硬くなると…
- 血流が悪くなる
- 内臓の動きが停滞する
- 自律神経が乱れる
- 呼吸が浅くなる
- 腰痛・腹痛が出やすい
これらのすべてが深部冷えの原因になります。
ストレス・姿勢不良で筋膜が固まり冷えを招く
筋膜はストレスに反応する組織です。
ストレスが続いたり、緊張状態が続くと、筋膜は全身的に収縮し固まりやすくなります。
また、姿勢の崩れ(猫背・反り腰)も筋膜の偏った緊張をつくります。
筋膜が固まる原因
- ストレス
- 長時間の座り姿勢
- 冷え
- 反り腰・猫背
- 運動不足
- 生理前のホルモン変動
深部冷えの多くは筋膜の緊張 → 内臓の硬さ → 血流低下という連鎖で起こります。
内臓筋膜のこわばりが血流を遮断する
子宮・卵巣・腸は内臓筋膜(ゆるやかな膜構造)に包まれています。
内臓筋膜が硬くなると…
- 子宮が冷えやすくなる
- 腸の動きが止まる
- 下腹部が常に冷たい
- 腰の奥が痛い
- 下腹の張りが取れにくい
内臓筋膜は深部冷えの発生源とも言えるほど重要。
外からの温熱だけでは届きにくく、構造的な調整(FJA)が必要になる部位でもあります。
冷え+筋膜の硬さが腰痛・生理痛を強くする
冷えで内臓筋膜が固まり、筋膜の緊張でさらに血流が悪くなる。
この状態が続くと、腰痛・生理痛・排卵痛が強くなるのは当然ともいえます。
深部冷え → 筋膜が硬くなる
→ 内臓の位置が下がる
→ 腰が前から引っ張られる
→ 腰痛・骨盤痛が悪化
深部冷え → 子宮の血流低下
→ 生理痛が重くなる
→ 痛みが慢性化する
筋膜の緊張は深部冷えのブレーキのような存在で、放置すると冷えがいつまでも改善しません。
平井塾の構造思考が捉える深部冷えの本質

多くの情報では、「冷え=血流が悪いから」「温めればいい」という表面的な説明に留まっています。
しかし、平井塾が20年以上・10万回以上の臨床を通して導き出した答えは、
冷えとは構造の乱れによって生まれる現象である
ということ。
つまり構造(内臓の位置・筋膜の緊張・姿勢・横隔膜の動き・自律神経)が乱れるから温度が下がり、深部の冷えが生まれるのです。
ここでは、その本質を4つの視点から解説します。
冷えは単なる温度ではなく「構造の乱れ」
深部冷えは、温度の問題と思われがちですが、実際には 構造の変化によって起こる二次的な結果 です。
構造が乱れると…
- 内臓がうまく動かない(腸・子宮)
- 筋膜が硬まり、血管を圧迫
- 骨盤が歪み、内臓の位置が不安定
- 呼吸が浅くなり横隔膜が固くなる
→ 結果として、血流が低下し冷えという状態になる。
つまり、冷えは 原因ではなく結果なのです。
だからこそ、温めるだけでは改善しない女性が多いのです。
子宮・腸・筋膜のつながりをどう読み解くか
平井塾の構造思考では、子宮・腸・筋膜・骨盤がどの方向に引かれ、どの部位に負担が集中しているかを手で聴くように読み取ります。
深部冷えの原因を読み解くポイント
- 子宮は前に倒れている?後ろに倒れている?
- 卵巣の左右差はある?むくみは?
- 腸間膜が腰を引っ張っている?
- 下腹部の膜は固い?柔らかい?
- 子宮と腸の連動性はどうか?
この微細な構造変化を捉えられる技術があることで、深部冷えの根本原因が浮き彫りになります。
横隔膜の固さが冷えと自律神経に与える影響
深部冷えで見落とされがちなのが横隔膜(呼吸の中心 の固さ。
横隔膜は内臓の天井のような存在で、横隔膜が固くなると…
深部冷えに起こる悪影響
- 呼吸が浅くなって血流が低下
- 自律神経が乱れて冷えやすくなる
- 腸が動きにくくなる
- 子宮の血流も低下
- 姿勢が崩れ、下腹部の圧迫が強くなる
つまり、横隔膜の固さ=深部冷えの大きな原因。
この領域を扱える整体は非常に少なく、平井塾が長年重視しているポイントでもあります。
傾聴する手で深部冷えの原因点を見極める
平井塾の施術で大切にしているのは、ただ押す・揉むのではなく、身体の声を聴く手を使うこと。
これを、平井塾では傾聴する手と呼びます。
傾聴する手ができること
- 内臓のわずかな重さの違いを感じる
- 筋膜の方向性の乱れを見つける
- どの部位が血流を妨げているか判断する
- どの場所から冷えが広がっているか読み解く
- 体が望む方向へ導くための最小の刺激ができる
深部冷えはとても繊細な問題だからこそ、身体と対話するようなアプローチが必要なのです。
平井塾の構造思考は、冷えを表面の不調ではなく身体全体の乱れとして捉えることを前提にしています。
FJAで深部冷えの原因を特定する

深部冷えは、表面の冷えとは違い「どこで血流が止まり、どの構造が乱れているのか」 を特定する必要があります。
そのために最も有効なのが、平井塾の基礎手技 FJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)。
FJAは、筋膜・内臓・関節の微細なテンション(張力)を読み取り、身体の中で最も負担が集中している部位を特定する手技です。
深部冷えの場合、冷えている場所と冷えを作っている原因の場所は違うことが多いため、FJAのように原因点を見つける技術が欠かせません。
子宮の傾き・むくみ・膜のテンションを評価する
深部冷えを抱える多くの女性で見られるのが、子宮の位置と膜(広間膜・仙骨子宮靭帯)の緊張です。
FJAでは、以下のような微細な情報を手で読み取ります。
FJAでわかる子宮の不調サイン
- 子宮が前に倒れているか、後ろに倒れているか
- 左右どちらへ傾いているか
- 子宮広間膜の緊張が強い側
- 仙骨子宮靭帯の固さ
- 子宮のむくみ・硬さ・温度差
- 子宮が下がって(下垂して)いないか
これらの情報は、深部冷えだけでなく生理痛・腰痛・腹痛にも直結します。
「子宮が動いてほしい方向に動けているか?」
これを手で聴き分けるのがFJAの大きな強みです。
腸間膜の張り・硬さから冷えの根を探る
腸が固くなり、腸間膜が腰を引っ張っているケースは非常に多いです。
FJAでは、腸の動きと膜の方向性を丁寧に評価します。
FJAで読み取る腸の情報
- ガスの溜まり具合
- 便の停滞位置
- 腸間膜がどの方向へ張っているか
- 腰椎のどの高さを引っ張っているか
- 腸の深部の温度
- 腸の滑走性(動きやすさ)
腸が硬いと、どれだけ外側を温めても深部は温まりません。
FJAは、腸の動きがどこでブロックされているかを高い精度で見極めます。
肝臓・胃の緊張が下腹部の冷えに与える影響
多くの女性の深部冷えでは、上腹部(肝臓・胃)の硬さ も関係しています。
横隔膜が固くなると、上から内臓全体が押し下げられ、子宮・腸に負担がかかり、冷えが悪化します。
FJAで読み取る横隔膜・上腹部の状態
- 横隔膜がどこで動いていないのか
- 胃や肝臓が硬くなっていないか
- 呼吸が下腹部まで届いているか
- ストレスによる上腹部の張りがどの程度か
上腹部の緊張を調整するだけで「下腹部の深部温が一気に上がった」というケースは非常に多いです。
冷えの原因を「温度」ではなく「構造」で把握する強み
一般的な冷え対策は、
- 温める
- 運動する
- 食事に気をつける
といった表面的なアプローチが中心です。
しかしFJAは「どの構造の乱れが冷えを生んでいるか?」を明確にするため、改善スピードと再現性が圧倒的に高いのが特徴です。
FJAでわかること
- 冷えの根本原因
- どこで血流が止まっているか
- どの膜が一番固くなっているか
- 内臓の動きの連動がどこで途切れているか
- 姿勢の乱れがどこから来ているか
深部冷えの本質は、構造のエラー(乱れ)が広がっている状態です。
FJAは、そのエラーの起点を見つけるために最適な技術と言えます。
姿勢循環整体で深部の血流と温度を回復する

FJAで深部冷えの原因点(子宮・腸・筋膜・横隔膜など)を特定したあと、次に必要なのは「身体全体が温まる仕組み」を取り戻すことです。
その役割を担うのが、平井塾の応用手技姿勢循環整体。
姿勢循環整体は、
- 血流
- リンパ
- 静脈
- 呼吸
- 自律神経
- 姿勢の軸
- 内臓の動き
これらをまとめて整え、温まりやすい身体を育てていく整体です。
深部冷えに悩む女性にとって、最も相性が良い施術法のひとつです。
骨盤の傾きを整え内臓の位置を安定させる
深部冷えの女性は、骨盤が「後傾」している人がとても多いです。
(座り姿勢・ストレス・冷えにより骨盤の角度が変わるため)
骨盤が後傾すると…
- 子宮・腸が圧迫される
- 内臓の血流が滞る
- 下腹部が冷えやすくなる
- 腰の奥の痛みが悪化
- 猫背が進んで呼吸が浅くなる
姿勢循環整体では、骨盤の角度を本来の位置へ戻すことで内臓が十分なスペースで動ける状態をつくります。
これだけで、深部冷えが軽くなる女性は多いです。
横隔膜の動き改善で自律神経と循環を整える
横隔膜は、深部冷え改善のカギを握る最重要ポイントです。
横隔膜が固い状態が続くと…
- 呼吸が浅い
- 自律神経が乱れやすい
- 内臓の上下運動が止まる
- 下腹部に血流が届かない
→ 深部冷えが進行
姿勢循環整体では、横隔膜の緊張をゆるめ、呼吸を深くすることで身体全体の循環を根本から整えます。
横隔膜がゆるむと起こる変化
- 下腹部がポカポカする
- 腸が動きやすくなる
- 子宮への血流が改善
- 体全体の温まりやすさが変わる
- 心の緊張がゆるむ
呼吸が整うと下腹部が暖かくなるという変化は、臨床では非常に多く見られます。
内臓の動きが回復すると自然に温まる理由
内臓が正しく動いていると、身体は勝手に温まるようにできています。
姿勢循環整体は、内臓の動きを邪魔する筋膜の硬さや姿勢の崩れを取り除き、子宮・腸・胃・肝臓が本来の動きを取り戻せる状態 を作ります。
内臓が動く→なぜ温まる?
- 内臓は動くほど血流が上がる
- 内臓の動きで体温の40%以上が作られる
- 深部循環が回るほど温度が安定する
つまり、内臓の動きを取り戻せば温めなくても温まる身体に変わります。
全身の循環改善で冷えにくい体質へ
姿勢循環整体は、局所ではなく全身の循環を整える施術です。
そのため、
- 下腹部の冷え
- 腰痛
- 生理痛
- 肩こり
- 背中の張り
- 便秘
- 自律神経の乱れ
といった複数の症状が同時に改善することも珍しくありません。
全身循環が整うと…
- 足先が温まりやすくなる
- 下腹の冷えが持続的に改善
- PMS症状が軽くなる
- 疲れにくくなる
- 夜の睡眠が深くなる
深部冷えは単なる局所の問題ではなく、身体全体の循環の問題であるため、全身アプローチが不可欠なのです。
今日からできる深部冷え対策セルフケア

深部冷えは、「温めれば治る」ものではなく、温まる身体に戻すための日々の習慣づくりが大切です。
ここでは、平井塾の臨床で効果が高かったものだけをわかりやすく紹介します。
丹田呼吸で下腹部の内臓を温める
最も効果的で、今日から誰でもできる方法です。
深部冷えの人は共通して呼吸が浅く横隔膜が固いため、下腹部に血流が届いていません。
やり方(1日3セット、1セット10呼吸)
- おへその少し下(丹田)に片手を当てる
- ゆっくり鼻から吸ってお腹をふくらませる
- 口から細く長く吐く
- 下腹部がじんわり温まる感覚を意識
期待できる効果
- 子宮・腸の血流改善
- 横隔膜がゆるむ
- 自律神経が安定
- 下腹部の深部が温まる
- 腰痛が軽くなる
深部冷え改善に最も相性がよいセルフケアです。
下腹部〜仙骨の温熱ケア(10〜15分)
深部冷えの人は、「体の表面」は温まっても「内臓の奥」が温まっていません。
そこで重要なのが、下腹部(子宮)と仙骨(骨盤の後ろ)をセットで温めること。
方法
- 服の上からホッカイロ、湯たんぽ、蒸しタオルを当てる
- 下腹部5分 → 仙骨5分 → 下腹部5分 の順で
- 合計 10〜15分で十分効果あり
期待できる変化
- 子宮・腸の血流が改善
- 下腹部の冷えがスッと軽くなる
- 生理前の重だるさが軽減
- 腰の奥の鈍痛がやわらぐ
平井塾の臨床でも「すぐに変化が出るケア」として定番です。
腸を動かす食生活・生活習慣を取り入れる
深部冷えの改善は 腸が動くことが最重要。
腸は動くほど温まり、停滞すると冷えの原因になります。
取り入れたい食習慣
- 温かいスープや味噌汁を毎日
- 発酵食品(納豆・ヨーグルト・キムチなど)
- 食物繊維(野菜・海藻・果物)
- 白湯をこまめに飲む
- 冷たい飲み物・砂糖の多い食事を控える
生活習慣のポイント
- 朝は5分だけ散歩(腸が動く)
- 冷たい床に素足で立たない
- 長時間座りっぱなしを避ける
腸の動きが良くなると驚くほど下腹部の温度が回復します。
ストレスケアと睡眠改善で自律神経を整える
深部冷えを根っこから改善したいなら、ストレスと睡眠の質を絶対に無視できません。
なぜなら、自律神経が乱れる → 血流低下 → 冷え悪化という強い関連があるからです。
今日からできるストレスケア
- 深呼吸を3回
- スマホを寝る1時間前にオフ
- 軽いストレッチ
- ゆっくりお風呂につかる
- 温かいハーブティーでリラックス
睡眠改善のポイント
- 夜は体を冷やさない(靴下NG、腹巻きOK)
- 寝る直前のカフェインは避ける
- 照明を控えめにする
自律神経が落ち着くと、深部冷えが驚くほど改善しやすくなります。
まとめ|下腹部の冷えは構造を整えることで改善できる

下腹部の冷えは、
「温めてもすぐ冷える」
「中から冷える感じが消えない」
「生理前に特に悪化する」
といった特徴を持つ、とてもやっかいな不調です。
しかしこの記事で見てきた通り、その原因は 子宮・腸・筋膜・横隔膜・姿勢・自律神経といった身体の深い部分の構造の乱れにあります。
深部冷えの正体
- 温度の問題ではなく「構造の問題」
- 子宮や腸の血流低下が中心
- 筋膜や横隔膜の硬さが冷えを固定
- 姿勢の崩れやストレスが冷えを悪化
- 冷えが腰痛・生理痛・腹痛に波及
つまり、温めるだけでは根本改善しないのは当然なのです。
構造を整えれば、深部冷えは必ず改善の方向へ向かう
平井塾が大切にしているのは、身体全体のつながりを見ながら原因点を特定する「構造思考」です。
- FJAで深部冷えの原因点を見抜き
- 姿勢循環整体で全身の血流・姿勢・呼吸を整え
- 内臓が自然に動く状態を取り戻す
この二段構えのアプローチは、深部冷えに悩む多くの女性を改善へ導いてきました。
身体の深部が温まると、
- 腰痛
- 生理痛
- PMS
- 下腹の張り
- 自律神経の乱れ
- 疲れやすさ
といった不調が自然と軽くなるケースが本当に多いのです。
深部冷えは体質ではなく整えば変わるもの
「昔から冷え性だから…」
「私はお腹が冷える体質なんだと思っていた」
そんな声をたくさん聞いてきました。
しかし、深部冷えは 体質ではなく構造の状態。
構造が整えば、温まりやすい身体に必ず変わっていきます。
今日紹介したセルフケアだけでも改善は始まります。
そして、もっと早く、根本から整えたい方は専門家による評価と施術が大きな助けになります。
あなたの身体は、まだ変われます。
「ずっと冷えていた」「いつもお腹が冷たい」
そんな状態は、あなたの本来の身体ではありません。
正しく整えていくことで、あなたの身体は確実に温まる力を取り戻します。
▼深部冷え・生理痛・腰痛を改善したい方へ
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投稿者情報:平井 大樹

みゅう整骨院 代表。平井塾 代表。柔道整復師・スポーツトレーナー。
「患者様の人生に、心からの安心を。」
私は、これまで20年間、延べ10万人を超える患者様と向き合ってきました。その中で最も大切にしてきたのは、「痛みを取る」ことだけではなく、「患者様が心から安心して過ごせる毎日を取り戻す」ことです。
- 長期にわたる信頼:みゅう整骨院には、5年以上通われる方が308名、10年以上通われる方も100名いらっしゃいます。これは、一時的な改善ではなく、患者様が私たちに一生の健康を任せてくださっている証です。
- 根本的なアプローチ:FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)、姿勢循環整体という独自の手技で、痛みの箇所だけでなく、その根本原因である身体全体の歪みや動きの不調にアプローチします。
- 平井の予約が取れない理由:開業後、患者様の紹介がメインで予約が満員になりました。2020年以降、新規予約は5年待ちの状態です。現在、新規予約を取る予定はありませんが、みゅう整骨院または、平井塾受講生から同じ施術を受けることができます。
このコラムが、あなたの不調を改善し、より豊かな毎日を送るための一歩となれば幸いです。

