冷えると腰痛と腹痛が同時に起こる理由|原因不明でも安心できる身体の仕組み

「冷えると、腰とお腹が同時に痛くなる…」
そんな経験はありませんか?

病院で検査をしても「異常はありません」「冷えでしょう」と言われ、でも本人はつらくて、毎年同じ時期になると不安になる。
実はこの悩み、女性にとても多い症状です。

そして結論からお伝えすると、
冷えで腰痛と腹痛が同時に起こるのは珍しいことではなく、身体の構造から見て当然の反応です。

冷えはただの温度の問題ではありません。
血流・自律神経・内臓・筋肉・関節。
これらはすべてつながり合い、どこかが冷えると別の場所に負担が移動します。

特に、「腰」と「お腹」は筋膜(ファシア)や神経、血管が密接につながるひとつのユニットです。
そのため、腰だけ・お腹だけ、という単純な問題ではありません。

平井塾では、20年以上・10万回以上の臨床経験から、冷えによる腰痛と腹痛は「原因不明」でも「気のせい」でもなく、身体が助けてと伝えているサイン だと考えています。

そして大切なのは、そのサインを表面の症状だけではなく、身体全体のつながり=構造を読み解きながら理解すること

平井塾で教えている FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)や姿勢循環整体は、この「構造のズレ」や「循環の停滞」を見抜いて整える技術です。

「痛みの理由がわからず不安…」
「ずっと改善しないのは、私の身体が弱いから?」
そう思う必要はありません。

あなたの身体は、理由があって痛んでいます。
その理由を一緒にひも解き、安心して日々を過ごせるように、この記事では 冷え × 腰痛 × 腹痛 の関係を、初めての方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

目次

冷えると腰痛と腹痛が同時に起こるのは珍しくありません

「冷えた日にだけ腰が痛む」
「お腹の不調と腰痛がセットで出る」
「冬になると毎年つらい」

実はこうした訴えは、とても多いものです。
そして大切なのは、この症状はまれな病気ではなく、身体の構造から見て自然な反応である
ということです。

痛みが出ると「何か悪い病気では?」と不安になりますが、多くの場合、冷えによる循環の低下や筋膜・神経の緊張によって起こります。

では、なぜ多くの女性が同じ悩みを抱えるのでしょうか?

「異常なし」と言われる人が多い理由

腰痛や腹痛があると、まず病院で検査を受けるのはとても良い判断です。
しかし多くの方が、「異常ありません」「冷えでしょう」「ストレスですね」
と説明されて困ってしまいます。

ここには医療と整体の見ている範囲の違いがあります。

医療の検査は「病気」を探すもの。
血液検査・CT・エコーなどで炎症や腫瘍がなければ「異常なし」。

しかし、整体が注目するのは、筋膜・関節・深部の循環・自律神経など、画像に映らない機能の問題です。

つまり、病気ではないが、身体としては不調を起こしている状態が多く存在するのです。

平井塾ではこれを構造のエラーと呼び、細かいズレや偏りが痛みを生む原因になると考えています。

冷えが女性に症状を起こしやすい背景

女性は男性よりも冷えの影響を受けやすい身体構造を持っています。

理由① ホルモン変動で体温調整が不安定になりやすい

生理前後・排卵期は、体温や血流が乱れやすく、骨盤内の循環が滞りやすくなります。

理由② 内臓周りの脂肪が少なく冷えやすい

女性はお腹の冷え=内臓の冷えに直結しやすく、これが腹痛や腰痛に広がります。

理由③ 自律神経が影響を受けやすい

ストレスや夜更かし、気温差に弱く、冷えた日ほど身体が緊張しやすいのも特徴です。

これらが重なることで、冷え → 腹痛 → 腰痛という負の連鎖が起こりやすくなります。

痛みは身体からのサインである

冷えると症状が出るのは、身体が「このままだと負担が大きいよ」と教えてくれているサインです。

例えば

  • 腰の筋肉がこわばる
  • お腹の内臓が冷えて動きが悪くなる
  • 骨盤周りの血流が落ちる
  • 自律神経が緊張して胃腸の働きが低下する

これらは、病気ではないけれど正常でもないグレーゾーンの状態です。

平井塾ではこのサインを、原因ではなく結果として正しく読み取ることを大切にしています。

冷えと腰痛・腹痛の関係を理解しよう

冷えによって腰痛や腹痛が同時に起こるのは、実は「身体のつながり」を見ると、とても理にかなった反応です。

人の身体は、筋肉・内臓・血管・神経・筋膜(ファシア)がひとつのユニットとして動いているため、どこか1つが冷えると、他の部位にも波及します。

ここではまず、冷えると身体の中で起きる「基本の変化」から理解していきましょう。

冷えが引き起こす身体の変化とは

冷えは単なる温度が低い状態ではありません。
次のような変化を引き起こします。

① 血流が低下する

冷えると毛細血管が収縮します。
特に女性は骨盤内の血管が冷えの影響を受けやすいため、腰やお腹まわりの循環が急激に落ちます。

② 筋肉や関節が硬くなる

筋肉は冷えると緊張します。
腰・背中・下腹部はもともと大きな筋肉が集まる場所なので、冷えによるこわばりが痛みにつながりやすくなります。

③ 内臓の動きが鈍くなる

腸・子宮・胃などは温度に敏感で、冷えると「動きが止まったような感覚」になり、腹痛や鈍痛を感じることがあります。

④ 自律神経が乱れる

冷えは身体にとってストレス。
そのため副交感神経(リラックス)よりも交感神経(緊張)が優位になり、痛みを感じやすくなります。

つまり、痛みを出す条件が同時に整ってしまうのが冷えなのです。

腰痛と腹痛に共通するメカニズム

腰とお腹が同時に痛くなる人は多いですが、理由はとてもシンプルです。

【共通点①】筋膜(ファシア)で強くつながっている

腰の筋膜はお腹側の筋膜・内臓を包む膜と連動しています。
一部が硬くなると、まるで薄い膜を引っ張るように別の場所に緊張が伝わります。

これは平井塾でも最重要視している考え方です。

【共通点②】自律神経でつながっている

腰とお腹(内臓)はどちらも自律神経の影響を受けやすく、冷え → 血流低下 → 緊張 → 痛みの連鎖が同時に起こるのです。

【共通点③】骨盤という「同じ器」に収まっている

腰とお腹は、骨盤という同じスペースで支えられています。
そのため、どちらかが不調になると、もう一方も巻き込まれやすいのです。

特に注意が必要な冷え性の症状

次のような冷え性は腰痛・腹痛を悪化させやすいタイプです。

  • 足先だけでなく太もも・お尻が冷えるタイプ
  • 手足は冷たくないのに、お腹だけ冷たいタイプ
  • むくみ・だるさが強く、循環が悪いタイプ
  • 生理前後に痛みが強くなるホルモン影響タイプ
  • 背中がこりやすく、内臓の冷えが疑われるタイプ

これらが当てはまる場合、「その場の温め」だけでは改善しにくく、身体の構造そのものを整えるアプローチが必要になります。

平井塾では、こうした冷え性の深い背景をFJAで読み取り、内臓の動きや骨盤内の循環まで含めて総合的に評価します。

冷えによって身体に何が起きているのか

ここからは、冷えると身体の内部でどんな反応が起きて、なぜ腰痛と腹痛が同時に発生するのか を、構造的に深く読み解きます。

これは平井塾が最も重視している「構造思考」であり、FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)や姿勢循環整体のベースになる考え方です。

血流低下で腰とお腹がこわばる仕組み

冷えると真っ先に起こるのが、「血流の低下」です。

毛細血管が縮む → 腰、お腹、骨盤の血の巡りが悪化

腰とお腹は骨盤内で隣り合うため、どちらかの血流が落ちると、もう一方にも影響します。

筋肉は血流が落ちると硬くなる

血液は筋肉の栄養であ温度です。
循環が下がると、筋肉は一気に緊張し、腰・下腹部・背中の痛みにつながります。

内臓の血流も低下

腸や子宮は血流が落ちると動きが鈍くなり、腹痛・張り・冷え感として現れます。

つまり、冷え = 腰の筋肉の緊張 + 内臓の働きの低下この2つが同時に起こるため、痛みもセットで表れます。

内臓の冷えが腰部の筋肉へ影響する理由

平井塾の臨床でも、腰痛の背景に「内臓の冷え」が隠れている人は非常に多いです。

理由① 内臓が冷えると守ろうとして周囲の筋肉が緊張する

身体は、冷えた臓器を守ろうとして周りの筋肉を固めます。
特に影響を受けるのは、

  • 腰の深部筋
  • お腹のインナーマッスル
  • 骨盤内の支持筋群

この反応により、腰が痛くなりやすくなります。

理由② 背骨と内臓は神経でつながっている

内臓の動きや痛みは、背骨(胸椎・腰椎)から出る神経と密接に連動しています。
冷えて内臓の働きが落ちると、その神経が刺激され、腰背部の緊張につながるのです。

理由③ 内臓の重みの位置が変わる

腸が冷えて動きが悪くなると位置が下がることがあります。
これにより骨盤が歪み、腰に負担がかかります。

これらは画像検査では映りませんが、FJAでは触診でこうした「内臓由来の腰痛」を読み取ることができます。

筋膜(ファシア)でつながる腰とお腹の関係

筋膜(ファシア)は、全身を覆う薄い膜のネットワークです。
筋肉も内臓も、この膜を通してつながっています。

腰の筋膜はお腹の筋膜・内臓の膜と連動

腰が冷えて筋膜が縮むと、お腹の膜も引かれて腹痛につながります。
逆に、お腹が冷えると腰の筋膜が緊張し腰痛へとつながります。

これは平井塾が最も重要視している「構造の連動」です。

筋膜は温度の影響を受けやすい

筋膜は温度が低いと伸びにくくなり、

  • つっぱり感
  • ぎゅっと縮むような痛み
  • 局所的な張り
    が起きます。

冷えの日に痛みが出るのは、まさにこの膜の反応なのです。

自律神経が痛みを増幅させるプロセス

自律神経は、血流・内臓の働き・筋肉の緊張を調整する「司令塔」です。
冷えるとこの司令塔のバランスが乱れ、痛みが強く感じられます。

冷え → 交感神経が優位

緊張状態になり、筋肉が硬くなって血流がさらに低下。

内臓の動きも低下

胃腸の動きが乱れ、腹痛や便秘・下痢が出やすくなります。

痛みの感受性が上がる

自律神経が乱れると、同じ刺激でも痛みを強く感じます。

つまり、冷えは「筋肉の痛み」「内臓の痛み」「神経の痛み」を同時に引き起こす要因でもあるのです。

平井塾の施術は、この自律神経の過緊張も整えるように構造を調整します。

冷えと腰痛・腹痛の原因を分析

ここでは、冷えがきっかけになって起こる 腰痛・腹痛の原因を医療と整体(構造思考)の両面から整理します。
医療は病気を、整体は機能低下をみる領域。両者は対立ではなく役割が違うだけです。

冷えによる痛みで悩む多くの方が、「病院では異常なし」「でもつらい」という壁にぶつかるのは、この視点の差によるものです。

冷えが原因となる病気一覧

まずは、腰痛・腹痛を起こす可能性がある重大な病気を把握することが大切です。

冷えを強くすると悪化しやすい病気・症状

  • 子宮内膜症
  • 卵巣嚢腫
  • 子宮筋腫
  • 膀胱炎・腎盂腎炎
  • 胃腸炎
  • 大腸疾患(憩室症など)
  • 虫垂炎
  • 尿路結石
  • 膵炎
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 坐骨神経痛

これらはいずれも痛みを伴います。
特に、発熱・血尿・激痛・嘔吐・片側だけの痛みが強い場合は、整体ではなく医療機関の受診が必須です。

平井塾では、施術者が 必要な人を適切に医療につなぐ安全性の哲学を重要視しています。

冷え性が引き起こす腰痛の特徴

医療的な病気が除外された後の原因不明の腰痛は、実は冷えによって次のような特徴が現れます。

① 深部の筋肉(腸腰筋・多裂筋)が硬くなる

冷えにより循環が低下 → インナーマッスルの緊張 → 腰の奥の痛み。

② お尻が冷えて骨盤が歪む

骨盤内の血流が落ちると、お尻・仙腸関節が硬くなり腰痛へ。

③ 背骨の動きが悪くなる

猫背気味になり、腰に負担がかかる姿勢になります。

④ 腰が「守りの姿勢」になる

内臓が冷えると身体は反射的に腰の筋肉を固めて守ろうとします。

平井塾のFJAでは、これらの 細部のエラーを触診で丁寧に拾い上げる技術 を養います。

腹部の不調が腰痛とリンクする理由

冷えによって腹部の不調が生じると、なぜ腰にも痛みが出るのでしょう?

理由は、腹部の内臓が筋膜・神経・血流を通して腰と強く連動しているからです。

腸が冷えて動きが落ちる

→ 下腹部が張る・痛む
→ 骨盤内圧が上昇
→ 腰の筋肉が固くなり腰痛へ

胃が冷える

→ 背中の張りが強くなる
→ 反り腰や丸腰になり、腰椎に負担増

子宮・卵巣が冷える

→ 骨盤内の循環が悪化
→ 仙腸関節・腰椎へ影響して痛み発生

つまり、腹痛と腰痛は別々の症状ではなく、同じ問題の表裏なのです。

平井塾では、FJAで内臓の周囲の筋膜を整え、姿勢循環整体で骨盤内の流れを改善することで、こうした連動した不調にアプローチします。

受診すべき危険な症状

整体で対応できる痛みと、医療が必要な痛みを見極めるのはとても大切です。

次の症状がある場合は、まず病院へ行くべきです:

  • 激しい腹痛・刺すような痛み
  • 発熱を伴う痛み
  • 血尿・血便
  • 突然の嘔吐を伴う腹痛
  • ぎっくり腰のような急性の痛みで動けない
  • 下腹部の片側だけが強烈に痛む
  • 妊娠の可能性がある場合の腹痛

平井塾の理念として、「整体で対応すべきでない症状は、必ず医療におつなぎする」という安全性の考え方を重視しています。

これは患者さんとの信頼関係を守るためにも欠かせない姿勢です。

腰痛と腹痛が同時に起こる主なケース

冷えによって腰とお腹が同時に痛む状態には、実は 「典型的なパターン」 が存在します。

患者さんたちの臨床例(平井塾で学ぶ先生方の現場でも共通)を見ても、この章で紹介する3つのケースに当てはまることが非常に多いです。

自分の症状がどれに近いかを把握することで、原因のイメージがつき、不安が小さくなります。

生理前後に起こりやすい腰痛と腹痛

女性の身体はホルモンの影響を強く受けます。
特に生理前後は、冷えと相性が悪く、痛みが強く出やすい時期です。

生理前(黄体期)

  • 体温が上がる
  • 血流が不安定
  • 子宮内膜が厚くなる
    → 冷えると骨盤内の循環が急激に悪化
    → 腰と下腹部が同時に重だるい・痛い

生理中

  • 子宮が収縮
  • 血流が減る
  • 腰周りの筋膜が引っ張られる
    → 冷えによって痛みが増幅しやすい

生理後

  • 体が脱力しやすい
  • 筋肉の緊張が残りやすい
    → 冷えると腰痛が長引きやすくなる

平井塾の臨床経験でも、生理前後 × 冷えの組み合わせで腰痛が出るケースは非常に多く、FJAでお腹・骨盤・腰の筋膜を丁寧に整えることで改善する方が多いのが特徴です。

ストレスによる痛み悪化の仕組み

「冷え」と「ストレス」は強く相互作用します。

ストレスを受けると…

  • 自律神経が乱れる
  • 交感神経(緊張)が優位になる
  • 血管が収縮 → 冷えやすくなる
  • 腰・お腹の筋肉が硬くなる

つまり、ストレス → 冷えやすい身体 → さらに痛みやすい身体という負のスパイラルができてしまいます。

特に以下の生活習慣がある方は要注意です:

  • PC作業が多い
  • 仕事や家事で休憩が取れない
  • 夜更かし・浅い睡眠
  • 食事が冷たいもの中心
  • 常に緊張しやすい性格

平井塾の施術者は、ただ押すのではなく、「傾聴する手」で緊張をほどき、自律神経が整う方向に導きます。
この手あての質が、痛み改善にとても重要です。

男性に多い冷えによる腰痛・腹痛の特徴

意外に思われるかもしれませんが、男性にも冷え × 腰痛 × 腹痛の症状は少なくありません。

特に次のようなパターンです。

男性に多い特徴

  • 内臓脂肪が多く、内臓が冷える
  • 長時間の座り仕事で骨盤周りが圧迫される
  • 足が冷えて血流が停滞
  • ストレスで自律神経が乱れやすい
  • 我慢強く、痛みを放置しがち

症状が出やすい理由

男性は内臓の冷えが腰痛として現れやすく、痛みが出た時にはすでに筋膜の緊張が強い状態になっていることが多いです。

平井塾のFJAではこうした深部の固さを触って気づける手を育てるため、男性患者さんの改善例も多く見られます。

平井塾の構造思考で読み解く冷えの痛み

ここから先は、一般的な整体・マッサージの記事には書かれていない内容です。
平井塾が大切にしている「構造思考(身体を全体として理解する視点)」 を使って、なぜ冷えで腰とお腹が同時に痛むのかをより深く読み解いていきます。

冷えの問題は、「その場所だけが悪い」のではなく、身体全体のつながりの中で起きている ものです。

そのため、症状だけを見る「対症療法」では十分ではありません。
ここが、平井塾の考え方と一般的な施術との決定的な違いです。

表面ではなく原因の構造を見るという考え方

多くの人が腰が痛ければ腰を揉み、お腹が痛ければ温める、といった部分のケアをします。

しかし平井塾では、症状が出ている場所=原因ではないという前提で身体を読み解きます。

たとえば、冷えによって腰が痛むとき、その背景には次のような構造の乱れが潜んでいます:

  • お腹の深層筋が冷えて硬くなる
  • 骨盤内の血流が落ちる
  • 内臓の位置が微妙に変わる
  • 背骨の動きが固まる
  • 足の循環が落ちて腰に負担が上がる
  • 背中の筋膜が緊張し、腰に引っ張りが生じる

これらが組み合わさって「腰と腹に同時に痛みが出る」わけです。

そのため、平井塾ではどの部位が原因か、どこに初期エラーがあるかを構造的に特定することを重視します。

FJA(細部のエラーを見抜く技術)の役割

FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)は、平井先生が20年以上の臨床経験と10万回の施術から生み出した構造のエラーを読み取るための手技です。

FJAが冷えの痛みに強い理由

  1. 筋膜(ファシア)の緊張を細かく触って判断できる
    冷えで固まった筋膜の段差やねじれをピンポイントで読み取れます。
  2. 深部の関節や内臓の動きまで触診で把握できる
    腰痛と腹痛を同時に持つ人の多くは、骨盤内の動きが落ちています。
  3. 「どこから問題が始まったか」を特定できる
    これが原因を探せない一般的な施術と大きく違う点です。

FJAの哲学

「処置型」ではなく「構造思考型」力で押したり矯正したりするのではなく、身体がどう動こうとしているのかを手で聴く技術です。

冷えによる腰痛・腹痛は細部のエラーを多く含む症状なので、FJAの得意領域といえます。

姿勢循環整体が全身の流れを整える仕組み

FJAで細部のズレを整えた後は、姿勢循環整体で全身の流れを改善します。

冷えで乱れた循環を整えるステップ

  1. 筋膜の連動を整える
  2. 血流・リンパ・静脈の循環を促す
  3. 内臓の動きを正常化する
  4. 背骨〜骨盤〜足にかけて姿勢を安定させる

この一連の流れは、単なるマッサージではありません。
平井塾は「身体は1つのユニットである」というオステオパシーの原則を土台にしています。

姿勢循環整体の強み

  • 全身の循環が良くなる
  • 自律神経が整う
  • 冷えに強い身体へ変わる
  • 回復力が戻る

特に、冷え → 骨盤内の停滞 → 腰痛・腹痛という流れの改善に向いています。

傾聴する手|信頼関係が回復力を高める理由

冷えによる症状は、ストレスや不安によって悪化しやすいものです。
そのため平井塾では、技術と同じくらい「信頼関係」と「安心感」を大切にしています。

傾聴する手とは

ただ触るのではなく、患者さんの身体から伝わる緊張・不安・違和感を手で聴くこと。

これにより、

  • 身体が安心して力を抜ける
  • 自律神経の緊張が落ちる
  • 筋肉・内臓の動きが良くなる
    という変化が起こります。

平井先生は、「安心感があるからこそ、身体は回復する方向に動ける」と常に話しています。

冷えによる慢性的な痛みほど、安心していいんだという状態をつくれる施術者が必要 なのです。

臨床20年以上・10万回以上の経験から見えたこと

平井先生の長い臨床経験の中で冷えによる腰痛・腹痛の患者さんには次の共通点があると言います:

  • 痛みの原因が1つではない
  • 内臓と筋肉の緊張がセットで起こる
  • 姿勢の乱れが負担を増幅させている
  • ストレスと冷えが互いに悪化要因になる
  • 原因不明とされて不安になっている

そして、「原因不明ではない。構造を読み解けば必ず理由がある」ということ。

この視点が多くの患者さんの不安を減らし、改善につながっていきます。

整体ではどうアプローチするのか?

ここからは、実際に平井塾で学ぶ施術者が冷えによる腰痛・腹痛にどのようにアプローチするのかを具体的な施術プロセスに沿って解説していきます。

一般的な整体は「痛いところを揉む」「温めて終わり」という施術が多いですが、冷えによる複合的な痛みは、それだけでは改善しません。

平井塾の施術は、痛みの背景にある構造のエラーを特定し、細部→全体の順で整えていく
という一貫した流れがあります。

お腹と腰を別々に診ない理由

冷えで腰とお腹が痛む人の多くは、「腰痛」「腹痛」を別々の問題として考えてしまいます。

しかし、平井塾ではこの2つを切り離さず、ひとつのユニットとして評価することを最重要視しています。

お腹と腰が連動している理由

  1. 筋膜(ファシア)が一体化している
    → 一方が硬いと他方も引っ張られる
  2. 骨盤という同じ器で支えられている
    → 位置関係が密接
  3. 自律神経の支配が共通している
    → 内臓の不調が腰の緊張を引き起こす

このため、「腰だけ施術する」「腹部だけケアする」といった部分的な施術では根本改善になりません。

平井塾の施術者は、痛みの出ていない側まで含めて全体を触診し、原因を深く読み取ります

細部 → 全体の順に整える施術プロセス

平井塾の施術は、次のような順番で進んでいきます。

① FJAで細部のエラーを見抜く

FJAは、

  • 内臓周囲の癒着
  • 腰椎の微細な動きのズレ
  • 骨盤内の筋膜緊張
  • 深部筋の硬さ
  • 神経ラインの引っかかり

など、画像に映らない細部の不調を触診で察知する技術。

冷えによる痛みは、こうした細かいエラーが複合的に重なって起きるため、FJAは極めて相性のよい手技です。

② 姿勢循環整体で全身の流れを整える

細部を整えたら、つぎは 循環のルートづくり

姿勢循環整体は、

  • 血流
  • 静脈・リンパ
  • 内臓の動き
  • 神経の通り
  • 姿勢のバランス

などを総合的に整えていきます。

特に冷えによる痛みでは、骨盤内の循環改善がカギになります。

全身が温まりやすくなり、「冷えが原因で悪化していた痛み」も落ち着きやすくなります。

③ 姿勢と動きの最終調整

施術後は、

  • 立ち方
  • 座り方
  • 呼吸の仕方
  • 骨盤の使い方
    などを軽く調整し、身体が良い状態をキープできるように整えます。

平井塾では、その場だけ良くなればいいとは考えません。
日常動作そのものが痛みを生む原因になるからです。

実際に改善した患者さんのエピソード

ここでは、平井塾の学びを活かした施術者から寄せられた例を紹介します。

ケース①:20代女性/冷えで毎月生理前に腰痛+腹痛

・病院では異常なし
・冬に痛みが悪化
→ FJAで子宮周囲の筋膜の緊張を特定
→ 姿勢循環整体で骨盤内の血流を改善
→ 生理痛が軽減、腰の重だるさがほぼ消失

ケース②:40代女性/デスクワークでお腹が冷えると腰痛

・腰をずっと揉んでも改善しなかった
→ 内臓の下垂(腸の停滞)をFJAで確認
→ 腰ではなくお腹の深層筋を調整
→ その場で腰の可動域が改善
→ 「腰に触ってないのに腰が軽い」 という声

ケース③:男性会社員/冷え+ストレスで腰痛と下腹部痛

・ストレスの多い仕事
→ 自律神経が緊張して腰・お腹が同時に硬くなる
→ FJAで背中の固さを特定
→ 姿勢循環整体で全身の流れを整える
→ ストレスに強くなり、冷えの日でも痛みが出なくなる

医療との併用が必要なケース

平井塾では、「整体で対応すべきでない症状は必ず医療へ」という安全性を最重要視しています。

次の症状がある場合は、まず病院での診察が必要です:

  • 激しい腹痛・嘔吐
  • 下腹部の片側だけが強く痛む
  • 発熱・血尿・血便
  • 尿が出にくい
  • 急激に強まる腰痛
  • 妊娠中の腹痛

整体は医療の代わりではありません。
しかし、
医療では原因不明だった機能的な痛みには整体が力を発揮します。

この役割分担と判断基準を徹底していることも、平井塾が多くの施術者に信頼される理由のひとつです。

今日からできる冷えによる腰痛・腹痛セルフケア

冷えによる腰痛・腹痛は、日常のちょっとした工夫で悪化させない体へ変えていくことができます。

ここでは、平井塾の構造思考に基づいた効果の出やすいセルフケアだけ を厳選して紹介します。

一般的な「温めればOK」「運動すればOK」という単純な対策ではなく、「なぜそのケアが必要なのか」「どこに作用するのか」まで解説しています。

温め方の正解(カイロ・入浴・服装)

冷え対策で最も重要なのは、どこを温めるかを間違えないこと。

腰やお腹の痛みがある人は、次の3つのポイントを温めるのが効果的です。

① おへその下(丹田)

骨盤内の血流が上がるため、内臓の冷え・下腹部痛・腰痛にまとめて効果的。

カイロのベストポジションです。

② 仙骨(お尻の上の三角形の骨)

仙骨周辺は自律神経が集まり、ここを温めると背中〜腰〜お腹の緊張が和らぎます。

③ 足首(内くるぶしの後ろ)

下半身が温まると、骨盤内の循環が一気に改善し、腰・腹部の冷えが軽減します。

入浴のポイント

  • 38〜40℃で「長めにゆっくり」
  • 下半身をよく温める
  • 湯船につかる前に足だけを先に温めると全身が緩みやすい

平井塾の施術者も、「冷えで痛む人はシャワーだけは絶対NG」 と口を揃えて言います。

骨盤周りの循環を高める簡単ストレッチ

冷えによる痛みは、骨盤内の循環が滞っていることが根本原因のひとつ。

難しいストレッチは必要ありません。
次の3つをやるだけで腰とお腹のつながりが緩みます。

① 骨盤ゆらし(1分)

いすに座り、骨盤を前後にゆっくり動かす。
→ 腰椎の可動域が戻る
→ お腹の緊張もゆるむ

② ひざ抱えストレッチ(30秒×左右)

仰向けで膝を抱えるだけ。
→ 腰の深部筋が緩み、内臓の位置も整う

③ 下腹部の呼吸(5〜10回)

おへその下に手を置き、ゆっくり膨らませるように呼吸する。

→ 自律神経が整う
→ お腹の深層が温まりやすくなる

どれも簡単ですが、毎日続けると「冷えに強い身体」をつくる基盤になります。

食事・生活習慣で「冷えにくい体」へ

冷えによる痛みは、生活習慣の影響も大きいです。

ここでは、平井先生が実際の臨床で患者さんにアドバイスしている内容をまとめます。

おすすめの食事

  • 生姜、ねぎ、にんにく
  • 根菜(にんじん・大根・ごぼう)
  • 味噌汁やスープ
  • 発酵食品(腸活に良い)
  • 温かい飲み物(白湯など)

控えたいもの

  • 冷たい飲み物
  • スイーツの食べすぎ
  • 小麦粉中心の食事
  • 夜遅い食事
  • 朝食抜き

特に「冷たい飲み物」は、お腹の内側を直接冷やす=腹痛+腰痛の原因になりやすいので注意が必要です。

生活ルールで大事なこと

  • 足首・お腹を冷やさない
  • 深夜までスマホを見ない(自律神経の乱れ防止)
  • イスに長時間座りっぱなしにしない
  • 運動よりゆっくりした動きを習慣にする

平井塾が大事にするのは、「身体の治癒力が働ける環境を整える」という考え方。

冷え性改善は、まさにこの視点が欠かせません

やってはいけないNG行冷えによる腰痛・腹痛を悪化させてしまう NG行動もお伝えします。

カイロを首に貼る

→ 一見温まるようで、全身のバランスが崩れやすい。
→ 腹部・腰回りを温めるのが正解。

無理に運動して汗をかこうとする

→ 冷えた筋肉を急に動かすと、筋膜が余計に固くなる。

湯船につからずシャワーだけ

→ 冷え性の人には逆効果。
→ 内臓の冷えが取れず、痛みが再発しやすい。

お腹や腰を締め付ける服装

→ 血流が落ち、冷えが悪化する。

冷え対策は温めるだけではなく、身体の構造に合わせたケアが重要です。

まとめ|冷えに負けない身体づくりは構造を整えることから始まる

冷えると腰痛と腹痛が同時に起こる症状は、決して珍しいものではありません。
むしろ、身体の構造から見れば必然的に起こる反応 です。

この記事で詳しく解説してきたように、

  • 冷えは「血流・筋膜・内臓・自律神経」に影響を与える
  • 腰とお腹は構造的に強く連動している
  • 病院で異常がなくても機能的な不調は存在する
  • 女性は特に冷えと痛みの影響を受けやすい
  • ストレスや生活習慣も冷えによる痛みを悪化させる

これらが組み合わさることで、「冷え × 腰痛 × 腹痛」が同時に発生します。

つまり、腰だけ・お腹だけを見ても、本質的な改善にはつながりません。

平井塾の考える根本改善のポイン

平井塾が大切にしているのは、単なる「対症療法」ではなく、身体全体を構造として理解し、原因を特定して整えること。

そのために必要なのが、

◎ FJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)

→ 冷えで固まった細部のエラーを見抜く技術
→ 画像に映らない機能低下を手で聴く

◎ 姿勢循環整体

→ 血流・リンパ・内臓の働きを改善し
→ 冷えに強い循環する体をつくる

◎ 傾聴する手(安心感の提供)

→ 自律神経が整い、回復力が戻る
→ 痛みを抱える人に最も必要な「安心の土台」

この三位一体の考え方が、冷えによる慢性的な腰痛・腹痛に強い理由です。

セルフケアだけでは限界がある場合も

もちろん、温め・ストレッチ・生活改善などのセルフケアは重要です。
しかし、すでに「構造のズレ」や「循環の停滞」が大きくなっている状態では、セルフケアだけでは改善しないケースも多くあります。

そんなときは、「どこから身体のバランスが崩れたのか」を正確に読み取れる施術が有効です。

平井塾の施術者は、身体を細部から全体まで丁寧にみて、あなたの身体に合わせた調整を行うことができます。

つらい痛みは、原因がわかるだけでも軽くなる

この記事を読んで、「原因不明」「冷えのせいかもしれない」「気のせい?」
と悩んでいた方が、少しでも安心できていたら幸いです。

冷えで痛むのは、あなたが弱いからではありません。
身体が「助けて」のサインを出しているだけです。

そしてそのサインは、構造を整えることで確実に改善していきます。

冷えによる腰痛・腹痛でお悩みなら

平井塾推薦の整体院でご相談ください

冷えによる痛みは、早めのケアが何より大切です。
あなたの身体を丁寧に・立体的に診てくれる施術者がいることで、安心して改善への一歩を踏み出せます。

平井塾の技術(FJA・姿勢循環整体)を学んだ施術者を探すにはこちら
https://godhand-hiraijuku.com/recommendation/

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投稿者情報:平井 大樹

みゅう整骨院 代表。平井塾 代表。柔道整復師・スポーツトレーナー。

「患者様の人生に、心からの安心を。」

私は、これまで20年間、延べ10万人を超える患者様と向き合ってきました。その中で最も大切にしてきたのは、「痛みを取る」ことだけではなく、「患者様が心から安心して過ごせる毎日を取り戻す」ことです。

  • 長期にわたる信頼:みゅう整骨院には、5年以上通われる方が308名、10年以上通われる方も100名いらっしゃいます。これは、一時的な改善ではなく、患者様が私たちに一生の健康を任せてくださっている証です。
  • 根本的なアプローチ:FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)、姿勢循環整体という独自の手技で、痛みの箇所だけでなく、その根本原因である身体全体の歪みや動きの不調にアプローチします。
  • 平井の予約が取れない理由:開業後、患者様の紹介がメインで予約が満員になりました。2020年以降、新規予約は5年待ちの状態です。現在、新規予約を取る予定はありませんが、みゅう整骨院または、平井塾受講生から同じ施術を受けることができます。

このコラムが、あなたの不調を改善し、より豊かな毎日を送るための一歩となれば幸いです。

みゅう整骨院の公式サイトはこちら