「最近、腰の痛みが気になる」「長時間座っていると腰がつらい」そんな症状を抱えている方の多くに共通しているのが猫背の姿勢です。
猫背は単なる見た目の問題ではなく、背骨や骨盤のバランスを崩し、筋肉や神経に余計な負担をかけることで腰痛の大きな原因になります。特にデスクワークやスマホの普及により、猫背に悩む人は年々増えています。
一方で、「猫背だから腰痛になるのはなんとなく分かるけど、実際どうして?」「自分の腰痛も姿勢が原因なのだろうか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 猫背と腰痛の深い関係
- 姿勢の崩れが身体に与える悪影響
- 猫背が引き起こす肩こりや頭痛
- 自宅でできる改善方法と整体の効果
- 平井塾ならではの整体アプローチ
について、患者さんの目線でわかりやすく解説します。
20年以上の臨床経験と10万回以上の施術経験から得られた知見を交えながら、「なぜ猫背が腰痛を招くのか」「どうすれば根本改善できるのか」を丁寧にお伝えしていきます。
目次
猫背とは?姿勢の基本を理解する

猫背の定義と見た目の特徴
猫背とは、背中が丸まり、頭が前に突き出た姿勢のことを指します。医学的には「胸椎後弯の増加」と表現されることもあり、背骨の自然なカーブが崩れている状態です。
見た目の特徴としては、
- 背中が丸くなり、肩が前に出ている
- あごが突き出し、頭が前に傾いている
- 腰や骨盤が後ろに倒れ、全体的に前屈みになる
といったものがあります。単なる「姿勢の悪さ」と思われがちですが、実際には体全体のバランスに影響を与えるため、腰痛をはじめとする不調の原因となるのです。
猫背が増えている現代的背景(デスクワーク・スマホ)
現代人に猫背が多い理由のひとつは、ライフスタイルの変化です。
- デスクワークの増加:長時間パソコン作業をすることで、前かがみの姿勢が習慣化
- スマートフォンの普及:下を向いて画面を見る時間が長く、首や肩が前に出るクセがつく
- 運動不足:背中や体幹の筋肉が弱まり、正しい姿勢を支えられなくなる
これらの要因が積み重なり、知らず知らずのうちに「猫背」が定着してしまうのです。
猫背は一度クセになると元に戻りにくく、腰椎や胸椎に負担を与え続けます。その結果、慢性的な腰痛や肩こりだけでなく、呼吸の浅さや自律神経の乱れにもつながることがあります。
猫背は「一時的な姿勢の崩れ」ではなく、現代人の生活習慣に根ざした「慢性的な体のエラー」といえます。腰痛を改善するためには、この姿勢を理解し、根本から見直すことが重要です。
猫背と腰痛の関係を理解する

猫背は腰痛の大きな原因のひとつです。単に背中が丸まっているだけでなく、骨格のバランスが崩れることによって腰椎に過剰な負担がかかるため、慢性的な痛みやしびれにつながります。
猫背が腰痛の原因となるメカニズム
本来、背骨は「S字カーブ」を描いており、このカーブが体重や重力を分散してくれます。
しかし猫背になると、
- 胸椎が丸くなる(過度な後弯)
- 骨盤が後ろに倒れる
- 腰椎のカーブが失われる
といった変化が起こり、腰の一部に負担が集中します。その結果、腰椎の関節や椎間板が押しつぶされ、痛みを発生させるのです。
姿勢の悪さが引き起こす身体への影響
猫背は腰痛だけでなく、全身に影響を及ぼします。
- 首や肩への負担増加 → 肩こりや頭痛
- 胸郭の圧迫 → 呼吸が浅くなり疲れやすくなる
- 血流やリンパの滞り → 足の冷えやむくみ
このように、姿勢の崩れは単なる「腰の問題」ではなく、全身の不調の原因となるのです。
腰椎と胸椎:猫背との関係性
腰椎(腰の背骨)と胸椎(胸の背骨)は互いにバランスを取り合っています。
胸椎が丸まると、そのバランスを取るために腰椎が平らになり、腰への負担が増加します。
つまり「腰痛なのに胸椎の猫背が原因」というケースも少なくありません。腰だけをケアしても改善しないのは、全体の姿勢バランスが崩れているからなのです。
なぜ正しい姿勢が必要なのか
正しい姿勢は、骨格が自然にバランスを保ち、筋肉や関節に余計な負担をかけない状態です。
逆に猫背では、常に筋肉が緊張し、血流が滞り、腰椎に圧迫が加わります。
つまり「姿勢を整えること」こそが、腰痛を防ぐ最も基本的で確実な方法なのです。
日常生活の中での姿勢改善の重要性
整体やストレッチで姿勢を整えても、日常生活で同じ猫背姿勢を繰り返していれば意味がありません。
- 座るときに骨盤を立てる
- スマホを目線の高さに上げる
- デスクワーク時に30分に一度立ち上がる
といった小さな工夫が、腰痛改善の大きな鍵となります。
猫背と腰痛は切り離せない関係にあります。腰を治すには「腰を揉む」のではなく、姿勢全体を整えることが重要です。
猫背が腰に与える悪影響

猫背は見た目の問題だけではなく、腰そのものに直接的なダメージを与える姿勢です。背骨の自然なカーブが崩れることで、腰椎や筋肉に過剰な負担がかかり、慢性的な腰痛へとつながります。
背骨の自然なカーブが崩れると何が起こるか
背骨は本来「S字カーブ」を描き、体重を効率的に分散しています。
猫背になるとこのカーブが失われ、
- 腰椎がまっすぐに固まる
- 椎間板が圧迫される
- 腰周囲の靭帯や筋肉が引っ張られる
といった現象が起こり、結果として腰の一部に負担が集中します。これが「慢性的な腰の痛み」を生み出すのです。
筋肉・関節・神経への負担
猫背によって骨格が歪むと、その影響は筋肉や関節、神経にまで及びます。
- 筋肉:常に緊張して硬くなり、血流が悪化
- 関節:動きが制限され、柔軟性が低下
- 神経:圧迫されてしびれや違和感が出やすい
このように「腰がだるい」「動き始めに痛い」「足まで違和感がある」といった症状が出るのは、猫背による連鎖的な影響なのです。
血流や内臓機能への影響
猫背は腰だけでなく、血流や内臓の働きにも悪影響を及ぼします。
- 胸が圧迫される → 呼吸が浅くなる
- 腰の血流が滞る → 代謝が落ち、疲れやすくなる
- 内臓の位置が下がる → 消化機能の低下や便秘につながる
「姿勢を正すだけで体調が良くなる」というのは、このように循環と内臓機能が改善するからなのです。
猫背と脊柱管狭窄症のリスク
実は猫背は、腰痛だけでなく脊柱管狭窄症のリスクを高める要因でもあります。
猫背により腰椎のバランスが崩れると、脊柱管が狭くなり、神経や血流が圧迫されやすくなるのです。
👉 詳しくは関連記事
脊柱管狭窄症は姿勢が原因?手術以外で改善するための整体アプローチ
をご覧ください。
猫背が引き起こす肩こりや頭痛の関連性

猫背は腰痛だけでなく、肩こりや頭痛とも深い関係があります。
背骨が丸まり、頭が前に突き出た姿勢は首や肩に過剰な負担を与え、慢性的な不調の原因となります。
肩甲骨と猫背の関係
猫背の姿勢では、肩甲骨が外側に開き、背中の筋肉が引き伸ばされた状態になります。
その結果:
- 首から肩にかけての筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋)が常に緊張する
- 肩甲骨がうまく動かず、腕や首まで負担が波及する
- 肩こりや首こりが慢性化しやすい
「肩が重い」「背中が張る」といった症状は、猫背と肩甲骨の位置のずれが原因のことが多いのです。
猫背による筋肉の緊張とその影響
頭が前に出る猫背姿勢は、首を支えるために常に筋肉を使う状態になります。
- 首の後ろの筋肉が緊張し、硬直する
- 血流が悪くなり、疲労物質がたまりやすくなる
- 首や肩にだるさ・痛みが出る
この状態が続くと、肩こりだけでなく頭痛や集中力低下へとつながってしまいます。
頭痛の原因に潜む姿勢の不良
猫背による頭痛は「緊張型頭痛」と呼ばれ、首や肩の筋肉が固くなることで起こります。
- 後頭部からこめかみにかけて重たい痛み
- 長時間のデスクワーク後に頭が締め付けられるように痛い
- 病院で検査しても原因がわからない
このような頭痛に悩んでいる方は、姿勢の改善で症状が軽くなるケースが多いのです。
猫背は腰痛だけでなく、肩こりや頭痛を引き起こす「全身の不調の引き金」です。
首・肩・腰の不調を同時に抱えている場合、その根本には猫背が潜んでいる可能性が高いのです。
姿勢改善で腰痛は変わるのか?

「猫背が腰痛の原因になるのは分かったけれど、姿勢を改善すると本当に腰痛は良くなるの?」
この疑問は多くの方が抱くものです。結論から言えば、姿勢改善は腰痛改善の大きなカギとなります。
正しい姿勢のポイント(骨盤・背骨の位置)
正しい姿勢とは、無理に背筋を伸ばすことではなく、骨盤と背骨が自然なカーブを描ける状態です。
- 耳・肩・骨盤・かかとが一直線になる
- 骨盤が立ち、背骨が「S字カーブ」を描く
- 胸を軽く開き、肩甲骨が自然に寄る
この姿勢を保つことで、腰椎にかかる圧力が分散され、腰痛の原因である「一点集中の負担」が減ります。
姿勢改善による血流の回復
姿勢が整うと、筋肉の余計な緊張が解け、血流がスムーズになります。
- 酸素や栄養が神経に行き届く
- 疲労物質が排出されやすくなる
- 炎症が収まり、痛みが軽減する
腰痛が改善するだけでなく、全身の回復力が高まるのも「正しい姿勢の恩恵」です。
日常生活で意識できる小さな工夫
姿勢改善は特別なことをしなくても、日常生活で意識するだけで十分効果があります。
- 椅子に座るときは「骨盤を立てる」意識を持つ
- スマホは胸の高さで持ち、下を向かない
- デスクワークは30分に一度立ち上がる
- 歩くときは軽く胸を張り、かかとから着地する
これらの工夫を続けることで、自然と「腰にやさしい姿勢」が身につきます。
姿勢を整えることは、腰痛の「根本改善」に直結します。
「痛み止めを飲む」「マッサージで一時的に楽にする」よりも、自分の姿勢を変えることが最も確実な改善法といえるのです。
猫背を改善する方法

猫背は「意識すればすぐ直せる」と思われがちですが、実際には長年の生活習慣によって体にクセづいています。そのため、正しい方法で少しずつ改善していくことが大切です。ここでは、自宅でできる工夫から専門的な整体まで、猫背改善の方法を紹介します。
自宅でできるストレッチの紹介
猫背改善には「胸を開く」「背骨を柔らかくする」ストレッチが効果的です。
- 胸のストレッチ:両手を後ろで組み、胸を開くように腕を引く
- 背中のストレッチ:四つ這いで背中を丸めたり反らしたりする(キャット&ドッグ)
- 肩甲骨ほぐし:肩を大きく回して血流を促す
1日数分でも続けることで、背骨や肩甲骨が動きやすくなり、猫背の改善につながります。
整骨院や整体での施術の効果
セルフケアだけでは限界がある場合、整体や整骨院で専門的な施術を受けるのも有効です。
- 骨盤や背骨の歪みを調整してバランスを回復
- 筋膜や関節の「動きの制限」を解放
- 正しい姿勢を取りやすい体に整える
平井塾の整体では、痛い部分だけを押すのではなく、全身を診て根本から整えることを大切にしています。
正しい座り方と楽な姿勢の取り方
日常の座り方も猫背改善には欠かせません。
- 骨盤を立て、背もたれに浅く腰をかける
- 足を組まず、両足を床につける
- デスクワーク中はモニターを目線の高さに合わせる
「正しい姿勢=無理をして背筋を伸ばす」ではなく、自然に楽に保てる姿勢を探すことが大切です。
猫背矯正に役立つ器具や道具
市販の器具を活用するのも一つの方法です。
- 姿勢サポートクッション
- ストレッチポール
- 猫背矯正ベルト(短時間の使用が望ましい)
ただし、器具は「補助的な役割」であり、使うだけで猫背が治るわけではありません。正しい使い方+生活習慣の改善が前提です。
猫背改善は「ストレッチ」「整体」「日常の姿勢」「器具の活用」を組み合わせることで効果が高まります。焦らず、生活に取り入れて続けることが何より大切です。
長時間のデスクワークによるリスクと対策

現代人の多くは、一日の大半をデスクワークに費やしています。長時間の座り姿勢は、猫背を助長し、腰痛や肩こりを悪化させる大きな要因です。しかし、ちょっとした工夫でそのリスクを軽減することができます。
座り姿勢の見直しとその効果
猫背になりやすい最大の原因は「骨盤が後ろに倒れる座り方」です。
改善のポイントは以下の通りです:
- 椅子に浅めに座り、骨盤を立てる
- 背もたれに軽く背中をあずける
- 足の裏をしっかり床につける
- 膝と股関節を90度に保つ
この姿勢を意識するだけで、腰への負担が大幅に減り、猫背予防につながります。
デスク環境における工夫と改善点
デスク環境の改善も非常に重要です。
- モニターの高さ:目線と同じ高さに合わせる
- キーボード・マウスの位置:肘が自然に90度に曲がる位置に設置
- 椅子の調整:腰を支えるクッションを使用する
「正しい姿勢を保ちやすい環境」を作ることで、無理なく猫背を防ぐことができます。
運動不足がもたらす猫背への影響
長時間のデスクワークは、体を動かさないことによる運動不足も引き起こします。
- 背中やお腹の筋肉が弱くなり、姿勢を支えられない
- 血流が滞り、疲労や痛みが出やすくなる
- 柔軟性が失われ、ますます猫背が固定化する
対策としては、1時間に一度立ち上がってストレッチをする、軽いスクワットや肩回しを取り入れるなど、「動く習慣」を取り入れることが大切です。
デスクワークによる猫背は「正しい座り方」「環境の工夫」「適度な運動」の3つで改善できます。毎日の小さな習慣の積み重ねが、腰痛予防につながります。
猫背を予防するための生活習慣

猫背は一度クセづくと元に戻すのが難しくなります。だからこそ「予防」が大切です。日常生活での小さな工夫や習慣を積み重ねることで、猫背を防ぎ、腰痛のない体を維持することができます。
日常生活で意識すべき姿勢のポイント
- 立つとき:耳・肩・骨盤・かかとが一直線になるように意識
- 座るとき:骨盤を立て、両足を床につける
- 歩くとき:軽く胸を張り、かかとから着地する
- スマホ使用時:顔を下げず、胸の高さで操作する
日常の動作を意識するだけで、自然に猫背を防ぐことができます。
運動と猫背予防の関係性
運動は猫背予防に欠かせません。特に背中やお腹の筋肉を鍛えることで、正しい姿勢を支えやすくなります。
- ウォーキングやジョギングで体幹を鍛える
- 背筋やプランクで姿勢保持筋を強化
- ヨガやピラティスで柔軟性を高める
「体を動かす習慣」が、猫背予防の最大の武器です。
身近にできる姿勢チェック法
自分が猫背かどうか、簡単に確認できる方法があります。
- 壁に背をつけて立つ(頭・肩・お尻・かかとがつくかチェック)
- あごを軽く引き、耳と肩が一直線になっているか確認
- デスクワーク中に鏡で横からの姿勢をチェック
「思った以上に背中が丸まっている」と気づくことが、改善への第一歩になります。
猫背を予防するためには、姿勢の意識 × 運動習慣 × 定期的なセルフチェックが重要です。日々の積み重ねが未来の腰痛予防につながります。
猫背が楽になるための具体的な対策

猫背は「気をつけよう」と意識するだけではなかなか改善できません。生活の中に取り入れやすい対策を実践することで、少しずつ姿勢は変わっていきます。ここでは具体的な対策と、改善に向けたステップを紹介します。
改善までの期間と期待できる効果
猫背の改善には一定の時間が必要です。
- 短期(1〜3か月):肩や背中のコリが軽減、呼吸がしやすくなる
- 中期(3〜6か月):腰痛や肩こりの改善、姿勢保持が楽になる
- 長期(6か月〜1年):姿勢が習慣化し、猫背が再発しにくくなる
「長年の姿勢のクセをリセットする」には、少なくとも数か月の継続が必要だと考えておきましょう。
生活習慣の見直しで得られる利点
猫背改善は、見た目が良くなるだけではありません。
- 腰痛や肩こりの軽減
- 集中力・仕事効率の向上
- 呼吸が深くなり、疲れにくい体質へ
- 自律神経が整い、睡眠の質向上
つまり、猫背を直すことは健康全体を底上げする行為なのです。
猫背改善に役立つ専門家の予約方法
自分で工夫しても改善が難しい場合は、整骨院や整体に相談するのがおすすめです。
- 猫背矯正に対応しているか確認
- 姿勢全体をみてくれる施術者を選ぶ(痛い部分だけを扱わない)
- セルフケア指導があるかどうか
平井塾が推薦する整骨院・整体院では、FJAと姿勢循環整体を組み合わせた根本改善を行っています。安心して相談できる専門家を見つけることが、改善の近道です。
猫背改善は「時間」と「習慣」がカギです。焦らず、生活に無理なく取り入れられる工夫と、専門家のサポートを上手に使いましょう。
平井塾の整体アプローチ

猫背や腰痛を改善するためには、一時的に楽になる方法ではなく、根本から整える施術が必要です。平井塾では20年以上、10万回以上の臨床経験を通じて、独自の整体理論と手技を培ってきました。その中心となるのが FJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ) と 姿勢循環整体 です。
FJAで体の細部のエラーを整える
FJAは、骨格や筋膜(ファシア)、関節の微細な動きを手で読み取り、体の「小さなエラー」を整えるアプローチです。
猫背の方の多くは、
- 胸椎の動きが硬い
- 肩甲骨が十分に動いていない
- 骨盤が後ろに傾き、腰椎が固まっている
といった細部の不具合を抱えています。
FJAではこれらを一つひとつ丁寧に調整し、「なぜ猫背になったのか」を解消する基盤を作ります。
姿勢循環整体で全身のバランスを改善
FJAで細部を調整したあとに行うのが「姿勢循環整体」です。これは、
- 血液やリンパの流れを促す
- 神経や内臓の働きをサポートする
- 姿勢全体を整え、体の回復力を引き出す
という全身的なアプローチです。
決まった流れを全員に行うため、施術者の手が自然に育ち、患者さんも全身が整う心地よさを実感できます。
信頼関係と安心感が回復につながる
平井塾が大切にしているのは「技術」だけではありません。
- 患者さんの体の声を聴く「傾聴する手」
- 一方的に治すのではなく、一緒に整えていく姿勢
- 安心して身を任せられる関係性
この信頼関係こそが、心の緊張をほぐし、副交感神経を高め、自然治癒力を引き出す力になるのです。
FJAで「原因を探り」、姿勢循環整体で「全身を整え」、信頼関係で「回復力を高める」。
この三位一体のアプローチこそが、平井塾の整体の強みです。
実際に改善した患者さんの声

猫背や腰痛は「もう治らないのでは」と不安になる方が多いですが、姿勢と循環を整えることで改善するケースは数多くあります。ここでは、実際に平井塾のアプローチで良い変化を実感された患者さんの一例をご紹介します。
長年の猫背と腰痛が改善した40代女性の例
この方は、20年以上デスクワークを続けてこられ、慢性的な猫背と腰痛に悩まされていました。
- 常に背中が丸まり、肩こりと腰痛が同時に出る
- 長時間座っていると腰が重だるく、立ち上がるのがつらい
- マッサージに通っても、その場しのぎでまた痛みが戻る
という状態でした。
施術の流れ
- FJAで胸椎と骨盤の細部を調整
→ 背骨の動きが改善し、姿勢を取りやすくなった。 - 姿勢循環整体で全身の血流を促進
→ 足の冷えが改善し、腰の重だるさが軽減。 - 日常生活での座り方・スマホ使用のアドバイス
→ デスクワークの際の猫背が減少。
結果
- 3か月で腰痛が大幅に軽減
- 6か月後には「猫背が気にならなくなった」と実感
- 趣味の旅行も安心して楽しめるようになった
ポイント
- 「姿勢を治す」ことが、腰痛だけでなく肩こりや疲労感にも効果をもたらす
- 「体を整える × 生活習慣を変える」ことで、再発予防ができる
- 継続することで「健康な姿勢」が習慣化する
まとめ:猫背を改善し腰痛を防ぐために

猫背は「見た目の問題」だけでなく、腰痛・肩こり・頭痛といった全身の不調を引き起こす大きな要因です。
しかし、姿勢を整えることで血流や神経の働きが改善し、体は本来の回復力を取り戻します。
今回紹介した方法の振り返り
- 猫背は腰椎や胸椎に負担をかけ、腰痛の原因となる
- 肩こりや頭痛など、全身の不調とも深く関係している
- 日常生活での姿勢改善やストレッチが予防・改善につながる
- 専門的な整体(FJA・姿勢循環整体)で根本から整えることができる
正しい姿勢を維持するための心がけ
姿勢改善は「一度で終わり」ではなく、日々の習慣として身につけていくことが大切です。
- 座り方・立ち方・歩き方を意識する
- デスクワーク中は30分に一度立ち上がる
- スマホは目線の高さで使う
- 適度な運動とストレッチを取り入れる
これらを継続することで、自然と「腰に優しい体の使い方」が習慣化します。
未来の健康のために今すぐできること
- 猫背のセルフチェックを行い、今の姿勢を知る
- 毎日1〜2分のストレッチを習慣化する
- 専門家に相談し、自分に合った改善法を取り入れる
「猫背が腰に悪い」と理解できた今が、改善のスタートラインです。
平井塾では「痛い部分だけを押す」のではなく、体全体を診て根本から整える整体を行っています。
FJAと姿勢循環整体を通じて、猫背や腰痛に悩む方が「安心して体を預けられる場所」となることを目指しています。
「もう治らないのでは…」と諦める前に、まずは姿勢を見直すことから始めてみませんか?
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投稿者情報:平井 大樹

みゅう整骨院 代表。平井塾 代表。柔道整復師・スポーツトレーナー。
「患者様の人生に、心からの安心を。」
私は、これまで20年間、延べ10万人を超える患者様と向き合ってきました。その中で最も大切にしてきたのは、「痛みを取る」ことだけではなく、「患者様が心から安心して過ごせる毎日を取り戻す」ことです。
- 長期にわたる信頼:みゅう整骨院には、5年以上通われる方が308名、10年以上通われる方も100名いらっしゃいます。これは、一時的な改善ではなく、患者様が私たちに一生の健康を任せてくださっている証です。
- 根本的なアプローチ:FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)、姿勢循環整体という独自の手技で、痛みの箇所だけでなく、その根本原因である身体全体の歪みや動きの不調にアプローチします。
- 平井の予約が取れない理由:開業後、患者様の紹介がメインで予約が満員になりました。2020年以降、新規予約は5年待ちの状態です。現在、新規予約を取る予定はありませんが、みゅう整骨院または、平井塾受講生から同じ施術を受けることができます。
このコラムが、あなたの不調を改善し、より豊かな毎日を送るための一歩となれば幸いです。

